モバイン開発者トーク
リリース5周年を迎える『携帯販促ASPサービス・mobign(モバイン)』。おかげさまで、全国様々なお客様のあらゆる携帯販促シーンでご指名いただける業界を代表するアプリケーションへと成長いたしました。誕生秘話から現在のこと、そして未来構想にいたるまでを、主要プロジェクトメンバーに語ってもらいました。

堀米:リリースした直後のこと覚えていますか?
丸山:発表後は取材や掲載依頼をいただいたりなど、広報対応に追われる日々でした。そんな中でサービスへの資料請求やトライアル申し込みなどをいただいてはいたのもの、肝心の正式申し込みがこない。これにはチームメンバー全体で落ち込みました…。
「価格設定が悪いのか」「製品のマーケットフィッティングが悪いのではないか」「まだ早すぎなのでは」など、喧々囂々の議論を重ね、みんなで知恵を寄せ合い、時には大きく製品機能やサービス内容にメスを入れたこともあります。このようにしてサービスレベルを上げていく流れは、今のモバイン開発チームでも継承されている、インクレイブの集団思考の原点ですね。
堀米:でも、その甲斐あってですよね。リリースから2年ほど後になるのですが、ようやく大手さんにも利用頂く機会が増えてきて、サポート対応に追われる日が続きました。
丸山:そうですね。初期販売戦略は決して成功と言えなかった。とにかく諦めずに、試行錯誤した結果がようやく現れたんだと思っています。
堀米:ただ、お客さまが増えるにつれて、どうしても要求も高度になり今までの『モバイン』では実現できないことが求められるケースが多くなってきました。私はそれがなによりも辛かった。
齊藤:本当にお客さまには申し訳なかったと思います。せっかく数ある中からインクレイブのモバインを選んでくれたのに、中々応えられず、主にお客さまと対面する渋谷オフィスのメンバーもかなり知恵を絞っていたことと思います。
また、サービス障害でお客さまに迷惑をかけてしまったこともありました。システム上の問題だったり、ネットワーク上の問題だったり。障害の後は都度都度監視システムを強化したり、環境を見直したり改善を図ってここまで走ってきました。今まで一番大きかったことは負荷にシステムとサーバが耐えられなくなってしまったことでした。
堀米:お客さまの利用シーンを改めて考えさせられましたよね。環境面からすればキャパシティーオーバーだったのかもしれませんが、お客さまからすれば「使えて当然」なわけですから、伝えたいときに伝えたい事が届けられないのはビジネス上でも大打撃です。
齊藤:事前に察知することが出来なかった自分達を責める前に、お客さまに迷惑をかけないよう正常化に注力しました。日曜でも深夜でも販促を行っているお客さまに休みはありません。時には、特別チームを編成してバージョンアップを行ったこともありました。その甲斐あって、メルマガの配信性能を大きく引き上げることはできましたね。
具体的にはメール配信処理の一つひとつを見直し効率化を図りました。数十万件規模の配信の場合、ちょっとの効率化でも結果として大きな差を生みます。コンマ1秒でも処理を早くしたいところですが、ハードウェアや通信上の制約もある…。様々な条件の中で最適な答えを探し出すチューニング作業はまるで宝探しのようでしたよ。結果として、バージョンアップ前に比べ同じ環境下でも数倍のパフォーマンスアップを実現することができました。
堀米:お客さまにも満足頂けましたよ。これ以外にもお客さまに気付かされたことは本当にたくさんありました。新しい活用方法の発見や、メール販促の方法だとか。モバインは変化し続ける市場とお客さまに成長させてもらったシステムであるといえますよね。





